ノーコードダッシュボード構築のススメ
〜nehan × CData〜
2022.12.07
はじめに
本記事はCData Advent Calendar 2022、7日目の記事です。
分析ツールnehanは、CData社製のドライバ(以下、CDataドライバ)を導入しておりこれにより、様々なデータをnehanに連携することが可能になっております。
本記事では「様々なデータをnehanに連携する」イメージ、そして「プログラミング不要の分析ツールnehan」の魅力をお伝えするべく、ビジネスの健康状態を監視するダッシュボードの構築例をご紹介します。
やりたいこと
nehan社が提供する分析ツールのような、SaaSビジネスの健康状態を監視することを考えてみます。
サービスのPRは機能しているか
例:Google Analyticsで計測
問い合わせ → トライアル → 導入、の数値を確認したい
例:Salesforceで計測
もしトライアルで導入が見送られた場合はその理由も把握したい
例:Google Formでアンケート回収
導入後、利用が行われているかを確認したい
例:サービス利用ログはAmazon Athenaで取得可能
この4点にフォーカスを当ててみます。
nehanに落とし込む
nehanに各データを取り込み、ダッシュボード構築まで行った際のフロー図です。この図はnehan内で自動生成される大変便利な機能です。
なお、Google Analytics、Salesforceのデータ連携には、裏側でCDataドライバを利用しています。
※Google FromはGoogleスプレッドシートにデータを自動連携できるため、nehanにはスプレッドシートのデータを連携しています。
どの変がノーコード?
いくつかのシーンを画面キャプチャを交えてご紹介します。
Google Analytics → nehan
取得したいディメンジョン、メジャーなどを選択するだけでOK。
※CDataブログ でも紹介
Salesforce, Athena → nehan
Salesforce, Athenaは、データを連携する際にSQLの記述を必要としますが、nehanは「SQLビルダー」機能を搭載しています。
これにより、マウス操作でSQLを生成することができ、取得データをnehanに連携することができます。
※CDataブログ でも紹介
前処理
連携したデータを「分析プロジェクト」で可視化する形に処理していきます。
nehanの強みである前処理機能であれば、どんな汚いデータも分析に適した形に変換できます。
可視化
グラフタイプや軸を設定するだけで、簡単にグラフを作ることができます。
ダッシュボード化
作成したグラフを一つのダッシュボードに統合します。
表示期間を切り替えられるフィルターも設定しておきました。
自動更新設定
最後に、毎月1日に自動更新する設定をして完了です。
終わりに
一切のプログラミングを行わず、データの取得からダッシュボードの構築まで実現できました。
さらに、運用を見越した自動更新設定までも実現。
このような社内各所にデータが点在しているケースでは、それらを統合して活用する際、手間を考えると気が重くなってしまいます。
nehanであればこれ一つで全てが実現でき、分析によるビジネスの加速を実現できるでしょう!